赤ちゃんと一緒に暮らす場合、特に注意をしなくてはいけないのが部屋の室温です。
新生児は私たち大人と違って、体温調整が苦手なので、周囲の室温が適温でないと体調をくずす原因となってしまいます。
また、寒すぎても暑すぎてもいけませんので、クーラーや暖房を付ければ良いというものではありません。赤ちゃんがすごいやすい適温というものがありますので、その室温に私たちが調整してあげることが重要です。
では、赤ちゃんがすごしやすい適温は一体何度くらいなのでしょうか?
赤ちゃんがいるお部屋は夏場28℃、冬場20℃がおすすめ
私の妻が出産後の退院時に病院の先生から教えられた、赤ちゃんにとって快適な室温は、夏場なら28℃±2℃、冬場なら20℃±2℃です。
ですので、エアコンを設定するのであれば、その範囲に収まるように温度調整をすれば良いでしょう。私達もも教えられた内容を参考にして、室温が夏は28℃、冬は20℃くらいになるようにエアコンの温度を設定しました。
■赤ちゃんが快適に室温
- 夏場…28℃
- 冬場…20℃
赤ちゃんの適温を把握するために室温計は必需品!
いくらエアコンの設定温度を調整しても、赤ちゃんの寝ている布団周辺がその温度になっているとは限りません。
ですから、赤ちゃんが寝ているそばには、必ず温湿度計(室温系)を置いて、部屋の温度と湿度を測るようにしましょう。
ちなみに私は以下の画像のようなリラックマの温湿度計を使用していました(2,000円くらいで購入したものです)。
こちらは機器の上部に、赤ちゃんに快適な温度と湿度が記載されているので、「室温って、何度にすれば良いんだっけ?」と忘れたときにも便利です。
また、温度や湿度が赤ちゃんにとって、不快に感じるようになると、アイコンでそれが表示されるので、すぐに環境の変化に気付くことができます。子供が新生児・乳児のときには、すごく重宝したアイテムです。
冬場は加湿器も用意しましょう
夏場は特に必要はありませんが、冬場は加湿器を用意して、湿度も調整してあげることも大切です。赤ちゃんは肌が弱いため、室温が乾燥していると乳児湿疹の原因にもなりますからね。
なお、私たちの家庭ではシャープのプラズマクラスター機能付き加湿・空気清浄器を使用していました(下記画像)。
ただ、プラズマクラスター機能をオンにすると、『ゴッォォー!』というものすごい音がするため、その機能は全く使わなかったです。
あれだけうるさい音がしてしまうと、せっかく寝かしつけた赤ちゃんも起きてしまうので、新生児・乳児がいる家庭にはプラズマクラスター機能はおすすめできるものではありません。
個人的には、プラズマクラスター機能が無くても構わないので、もっと値段が安い空気清浄機能付き加湿器を買えば十分かなと思います。もちろん、空気清浄機能は赤ちゃんのために必須ではありませんので、加湿器だけでも大丈夫です。
エアコンをずっとつけっぱなしにするのは赤ちゃんの体に悪くないの?
「エアコンの風は赤ちゃんの体によくないから、できるだけ扇風機だけで過ごした方が良い」。そんな風に考える方は少なくありません(特に年配の方に反エアコン派が多い気がします)。
この点について、お医者さんに確認しましたが、「エアコンを付けないで室温が上がる方が、赤ちゃんの健康にとってよくないです!」とハッキリおっしゃっていました。
たしかに1日1回は部屋の換気のために、窓を開けて空気を入れ替えることは必要です。外気に触れさせて、体に適当な刺激を与えることも重要ですからね。
しかし、それ以外の時間はしっかりとエアコンを付けて、赤ちゃんにとって快適な環境をつくってあげることの方が重要というのが、現在の医学では主流の考え方のようです。
おじいちゃん、おばあちゃんの中には、「1日中エアコンを付けるもったいない!」、「そんなことをするから、弱い子が育つんだよ!」なんてことを言われてる方もいるかもしれません。
ですが、あなたの大切な赤ちゃんを守るためにも、お医者さんの指示に従って、快適な環境をつくることを心がけましょう。
まとめ
赤ちゃんは自分では暑い・寒いを伝えることができません。しかし、何も言わないからといって、その室温を快適に感じているとは限りません。
あまりにも暑くて呼吸をするのもしんどいと感じているかもしれませんし、逆に震えるほど寒い可能性だってあり得ます。
そして、そのような思いをさせずに、子供にとって快適な環境作りをしてあげるのが私たち親の仕事です。
ですから、できるだけ温度や湿度には目を配って、お部屋を赤ちゃんが過ごしやすい環境にしてあげてください。
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