引っ越しをする際に不安になることの1つが、料金はどれくらいするんだろう?ということでないでしょうか。
また、引越料金の定価なんて、どこの業者も設定していませんので、たとえ見積もり料金を提示されても「もしかして、この料金はぼったくられているかもしれない」ということも心配になってきます。
引越し後の新生活に向けて、家具や家電製品も新調しなてくはいけませんので、できる限り費用は抑えたいですよね。
私も先日、家族3人(夫婦2人・子供1人)で引っ越しをしたのですが、料金を少しでも安くしたいという考えから、合計で4社もの引っ越し業者と見積もり交渉をさせて頂きました※。
※ 私が申し込んだアリさんマークのフルパック(おまかせプラン)の感想は次の記事で紹介してます。小さいお子さんがいて、準備をする時間がないという方には、ものすごくおすすめなプランです。
そして、各引越し業者の営業担当さんとお話しさせてもらう中で、引越し費用を安くするためのポイントもその営業担当さん達から教えてもらうことができたんですね。
そこで、こちらの記事では各社の営業担当さんか教えて頂いた引越しを安く済ませる方法の中から、特に重要な7項目をご紹介します。
実際に引越し会社で見積もりを担当している営業さんから聞きだした情報のため、本記事の内容はきっとすぐに使えるはです。
引越しを安く済ませる7つのコツ
1.月末よりも月初の日付を選ぶ
月末と月初のどちらでも引越しが可能な場合には、月初めを選んだ方が費用は安くなる傾向にあります。
というのは、翌月の旧居の家賃は払いたくないと考える方が多いため、大半の引越しは月末に集中するからです。
そして、引越し費用の相場はお客さんの混み具合によって変化するため、引っ越しをしたい方が少ない月初は、月末と比較して値段が下がりやすくなるんですね。
なお、旧居の家賃については、「退去する日までの日割り分で大丈夫ですよ」と認めてくれるオーナーもいますので、ダメ元で交渉されてみることをおすすめします。
2.平日&時間おまかせでお願いする
引っ越しの料金が混み具合によって変化するというのは、先ほどお伝えした通りです。
そして、そのような事情があるため、土日や祝日(お盆休みやお正月休み)などの会社や学校が休みで、みんなが引越しをしたい日には料金がグンと高くなる傾向になります。
また、引越しの作業を朝の内に済ませたいと考える人も多いので、午前中に作業をスタートするプランも必然的に料金は上がるんですね。
そのため、料金を下げたいのであれば日付は平日に、また開始時間についても業者にお任せをするのが良いでしょう。
さらに、大安のような縁起の良いとされている、日も値段が上がる傾向にあります。そのため、特に縁起を気にしないのであれば、予定日からは大安を外しておく方が、値下げ交渉に応じてもらいやすいです。
3.予約はできるだけ早い時期にする
引越会社はたとえお客様から引っ越しのお仕事依頼が来なくても、雇用している作業員さんにお給料を支払わなくてはいけません。
しかし、仕事も無いのに給料を支払うなんて、会社側からすれば馬鹿らしいことですよね?
そのため、まだ引っ越しの依頼が1件も入っていないような日に、営業担当さんが仕事を勝ち取ろうとする気持ちが強くなり、がんばって値下げをしてくれます。
ですので、料金を下げたいのであればできるだけ早い時期(2ヶ月前くらい)に予約をする方が良いでしょう。
なお、まともな業者であれば、1週間前までのキャンセルにはキャンセル料が必要ありませんので、もし都合が悪くなれば、キャンセルをすれば良いだけです。
4.運搬する荷物をできるだけ減らす
引っ越し費用を大きく左右する項目の1つがどれだけの大きさのトラックを使用するかです。
2トントラックと4トントラックでは基本料金が全く変わってきますので、費用を抑えるのであればトラックのサイズはできる限り小さくするべきです。
なお、トラックを小さくするためには、運搬する荷物を減らすことが重要となります。それに要らない荷物を運んでも意味はありません。
引っ越し費用を抑えたいのであれば、不要なものは全て引越し前にすべて処分するようにしてください。
5.作業員の人数を減らしてもらう
トラックの大きさと共に引越し費用に大きく関わってくる項目の1つが、作業員さんの人数です。ですので、費用優先に考えるのであれば、その人数もできるだけ減らしてもらった方が良いでしょう。
そのため、訪問見積もりで値段交渉をする際には、必ず作業員さんの人数を確認してください。
そこで、もし3人以上の人数の回答があれば、「この荷物の量なら、人数をもう一人減らしても大丈夫だと思うのですが、いかがでしょう?」と確認するようにしましょう。
もし、人数を減らすことができれば、1名分の人件費をカットできるので、大幅な値下げにつながります。
ちなみに、私たちも当初は作業員さんが3人の予定でしたが、大きな荷物は処分する約束をすることで、最終的には「この荷物なら、2人でも大丈夫ですね」と営業さんが言ってくださり、料金も大きく下がりましたよ。
6.複数業者と見積もり交渉をする
訪問見積もりしてもらう業者は1社だけでなく、必ず複数業者に依頼するようにしましょう。
そのように複数の業者から見積もりを取得することを相見積もりと呼びますが、これは料金を下げるための基本であり、かつ効果を期待できる方法です。
また、こちらが相見積もりをしていることを営業さんに伝えると、ライバル業者に仕事を取られてなるものかにという競争心が高まり、ものすごくがんばった見積もり料金を提示してくれますからね。
なお、複数業者から見積もりを取得するのであれば、次の記事で体験談を紹介した『引越し侍』という無料サービスを活用するのがおすすめです。
私も引越し侍を利用して、全4社(日通、サカイ、アート、アリさん)から見積もりを取得したおかげで、5万5千円も安い料金を引き出すことに成功しましたよ。
ちなみに何社以上に相見積をするかのかについてですが、できれば3~4社と交渉をされることをおすすめします。
それ以下の2社では少なすぎますし、あまりに業者を増やしても時間がもったいだけですからね。
7.見積もり交渉の場では即決しない
見積もり交渉をしていると、中には「今この場で即決してくれたら、さらにお値引きします!」という言葉で、勧誘してくる営業さんもいます。
しかし、その場で即決をすることはおすすめできません。トラックに空きががあれば、たとえ翌日に依頼をしても、その値段で請け負ってくれることがほとんどですので。
そのため、決断をするのは必ず全社と交渉を終えた後にしてください。
私の今回の引越でも一番最後に交渉をした、アリさんマークが最安値の料金を提示してくれましたので、その前の段階で即決をしなくて本当に良かったと感じています。
強引にその場で即決させようとする営業さんもいますが、「申しわけありませがん、全ての業者と交渉するまで決める気はありませんので」とキッパリと伝えるようにしましょう。
本記事のまとめ
今回の記事では引越しを安くする7つのコツについて、私の経験を交えてご紹介させて頂きました。
なお、7つのポイントの中でも、特に重要なのが第6項目の「複数業者と見積もり交渉をする」です。
業者の営業さんも、こちらが相見積をしているのかどうかを必ず確認してきますので、それだけ値段に大きく関わってくるポイントなんだと思います。
複数の業者とお話しするのは面倒に感じるかもしれませんが、新生活用のお金をできるだけたくさん残すためにも、その項目だけでもぜひ実践してくださいね。
プロの引っ越し屋さんが解説している引越し料金の値下げ交渉術が次のウェブサイトで紹介されています。簡単な内容ですので、引越し前に一度目を通しておくと得するかもですよ!
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