親知らずを抜いた直後、あるいはもうすぐ抜く予定のある方にとっては不安なのが、痛みがどのくらい続くのか?、食事は普通にできるのか?、早く完治させるために注意することなどかと思います。
私自身、先月に左奥の親知らずを抜歯したのですが、その直後は「この痛みはいつまで続くんだろう…」と不安になりましたので、その気持ちはよく分かります。
そこで、こちらの記事で私が親知らずを抜歯した体験談を交えて、それらの内容について解説させて頂きます。
今まさに抜歯した後がジンジンと痛んでいる方や、これから抜歯するのが不安という方の参考になれば幸いです。
親知らずの抜歯後の痛みはどのくらい期間続くの?
親知らずの痛みが続く期間についてですが、一般的に言われているのが1週間程度です。ただし、それはあくまでも平均の期間であり、痛みが引くまでの時間は人によってバラバラです。
3日間で痛みが引く人もいれば、2週間ほど痛みが継続する方もいますし、長い人になれば1ヶ月間継続するケースもあるくらいですので。
ちなみに私の場合、2週間ほど痛みが継続して、その間はずっと痛み止めのお薬『ボラボミン錠』を1日2~4錠のペースで飲んでいました(手術初日は1日4錠、術後1週間までは1日3錠、それ以降は1日2錠ずつ)。
また、痛みの程度についてですが、親知らずを抜いた初日はあまりの痛さに、全然仕事にはならなかったです。帰宅後もずっと横になっていました。
しかし、2日目以降は。痛みどめさえ飲んでいれば、普通に仕事ができる程度の痛みです。日常生活でも支障をかじることは無かったです。
なお、私は一般的な方よりも痛みが長期間が続いたわけですが、その原因として先生から言われたのが「親知らずを抜くために歯茎を切り開いて、アゴの骨まで削らなければいけなかった」ということでした。
私の親知らずは根元がアゴの骨にロックした状態になっており、普通のやり方では抜くことができなかったんですね。そのため、最終的には歯の上部を切断して、そこから歯を割ってから、破片にして抜くという方法で抜歯をしました。
手術に要した時間は約2時間ほどであり、抜歯した部分の歯茎は縫合もしましたので、普通の方もよりも大がかりな手術です。
ただ、それほど大がかりな手術をした私のケースでも、2週間もすれば痛みが引きましたので、時間が経てば痛みは引くものだと考えれば良いでしょう。心配しすぎることも、体には良いことではありませんので、必要以上に不安に感じることはないかと思います。
ただし、痛みを我慢することはストレスになりますし、精神的な負担も大きくなりますので、少しでも痛みを感じたのなら、お医者さんの指示に従って、痛みどめのお薬を飲んでくださいね。
抜歯後におすすめの食事内容(実際に食べたメニュー)
続いて、抜歯後にどんなものを私が食べていたのか?、どんなものがおすすめなのか?その点について以下で詳しく解説します。なお、抜歯したのは朝食を食べてからですので、紹介するのは1日目の昼食からです。
1日目の食事
- 昼食…ウイダーinゼリー(マルチビタミン)
- 夕食…ウイダーinゼリー(プロティン)
とにかく、初日は痛みが強くて固形物はろくに食べることができませんので、ウイダーinゼリーのようなゼリータイプの食事はかなりおすすめです。
2日目の食事
- 朝食…ウイダーinゼリー(マルチビタミン)
- 昼食…ブルガリア低糖ヨーグルト、ウイダーinゼリー(プロティン)
- 夕食…レトルトの梅がゆ、レトルトのワンタンスープ
3日目の食事
- 朝食…ブルガリア低糖ヨーグルト
- 昼食…レトルトのおかゆ、バナナ
- 夕食…レトルトの梅がゆ、レトルトのワンタンスープ
あと、ウイダーinゼリーは2日で飽きてしまったので、この日以降はもう食べなかったです。
なお、4日目以降は食欲も完全に戻ったので、食事内容も普通に戻しました。ちなみに4日目のお昼は、牛丼も食べることができるくらいの状態まで回復しています。
紹介した食事メニューの通り、抜歯初日や2日目には私は食欲がありませんでしたので、そのような状態でもゼリータイプの栄養食品は食べることはできたので、ウイダーinゼリーはかなりおすすめのアイテムです。
ただし、力強くゼリーを吸うと親知らずを抜歯した箇所にできたカサブタが取れてしまう可能性もあるので、食べるときに極力優しく吸うようにしましょう。
親知らずの抜歯後に気を付けること
親知らずの抜歯後に早く治すために重要なことについてですが、私が先生に注意されたのが、抜歯当日をどのような生活を送るかがとにかく重要なことです。
具体的にどんなことに気をつければ良いかについてですが、私は「早くなおしたいのであれば、抜歯後当日には以下の内容を守ってくださいと」強く言われました。
■医師からアドバイスされた抜歯当日の注意点
- 入浴・飲酒・運動をしてはいけない(血の流れがよくすることは禁止)
- 抜歯した箇所を指や舌でさわらない
- 水でうがいをしてはいけない
- 出血が止まらないときにはガーゼや脱脂綿で抑える(ティッシュは患部に付着するのでダメ)
中でも苦労したのが、抜歯した箇所を指や舌でさわらないという点です。
歯を抜いた箇所がどうなっているのか気になって、舌でさわってみたくなる衝動にかられる方も多いと思いますが、舌で触ってしまうと、カサブタをつくりずらい状態になってしまうので、回復のスピードも遅くなります。
ですので、舌で触りたいという気持ちはグッと抑えるようにしましょう。
それから、抜歯後に痛み止めのお薬を飲んでも、痛みがひかない場合には、すぐに歯医者さんに連絡して、もう一度診察してもらうことをおすすめします。
自分一人で悩んでいても、そのことが気になってしまい痛みも余計に感じやすくなってしまうので、症状が改善しない場合にはすぐにお医者さんに連絡をしてください。
本記事のまとめ
親知らずを抜歯した後の痛みは、回復が順調であれば1週間程度で引くケースが多いです。しかし、傷の治り具合によっては、1週間で痛みが引かないケースも存在します。
もし、痛み止めを飲んでも痛みが引かない場合には、症状が悪化している可能性もありますので、我慢せずすぐに病院へ相談するようにしましょう。
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